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恩田陸女史の「夜のピクニック」という本を母が借りてきた。
実はまだ読み途中。。。でも、読み途中だからこそちょっと書いておこうかなと思ったのです。
多分読んだ人は分かると思うんだけど、終わってからでは遅いので。
あらすじ以上のネタバレとかはありませんのでご心配なく。

まあ何かというと、歩行祭という高校の行事のお話。
朝の8時から翌朝の8時まで歩き続けるという、いたってシンプルなイベント。
その長い長い一日を描いた小説。
六番目の小夜子が好きなので恩田陸著と聞いて飛びついたのですが、
なんだこれ!青春!?なんでこんなに的を射てるの!!
(いい意味でですよ、いい意味で。)
この年になると、やっぱりこんな事考えてしまうのかな。青いなー。
まだ伏線だらけで早く先が読みたくてしょうがないのだけど、
今一番深く、それはもう深く感じているのは、
ああ、私は現時点では部外者だな、と。
別に小説の中に入り込みたいわけじゃないけど、こんな経験は私にはできない。
できないってことも知らないかもしれない。だって経験してないんだもん。
要するに何が言いたいかって、ニッポンの高校生になりたいなーってことですよ。
日本で高校生活を送った人たちとはまた違う読み方をしているようで、それもまたさみしいですが。。。
作中に出てくる帰国子女。これもまた私とは違うもんなー。

あるレビューに、「たいして大きな事件が起こるわけでもなし、特にユニークな点があるわけでもない。恩田陸作品としては不満。」
という風なことが書いてあった。
果たしてこの小説はそんなにつまらない作品だろうか?
大事件が起きないと面白くないのだろうか?
物語って、そうじゃないと思う。
時間がなくてまだ半分しか読んでないのに、こんなに色々考えさせたれた作品も久しぶりだし、それも恩田陸さんの実力あっての事だろう。
そう、まだ終わってないんですよ。

読了した時の私の考えが今と同じかは分からないけど、
読了した時点でこの本が過去になるのは確か。
また最初から読み直しても、この今の気持ちは取り戻せないんですね。

いやだから、まだ終わってないんだよ!

読み終わったらまたなんか書きます。
まあ、ネタバレなしとすればかなり短くなるとは思いますが。
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1990/01/16
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音楽とか手芸とかいろいろ
自己紹介:
アメリカ・ミシガン州在住の高校生。もう4年目(悲
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